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太陽光発電出力制御システムの実証実験に成功、九州電力

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2016.06.02

太陽光発電出力制御の実証実験、経産省補助事業として

九州電力は、経産省の補助事業として受託していた「次世代双方向通信出力制御緊急実証事業」の実施結果について発表しました。

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太陽光発電設備を実際に利用して、出力のきめ細やかな制御を自動で行うシステムを開発することを目的に行われたもので、九州電力によれば、結果は良好とのことです。

実証の背景

再エネの特性は、気象条件によって発電量にばらつきが生じてしまうこと。地域の電力供給量が需要を上回る場合、電力網を安定させるため、発電設備の出力を制御する必要が出てきます。

そこで、多岐にわたる太陽光発電設備を、電力会社側で効率的に制御できるシステムの開発が急がれていました。今回、全国的に見ても太陽光発電設備の導入が進んでいる九州で行われた実証については、その結果が注目されていました。

実証の結果

2015年6月から2016年2月にかけて、専用回線による双方向出力制御方式と、インターネットによる出力制御スケジュール方式の2種類を活用したシステムについて検証が行われました。

結果として、いずれも要請通り出力制御を行うことに成功し、系統電圧への影響にも問題がなかったことがわかりました。また、これらのシステムに必要な出力制御機能付きのPCSについても、22社のPCSメーカーが開発に参画したところ、全製品が要求仕様を満足したとのことです。

再エネの導入拡大に向けて大きな一歩となりました。今後、早期の実現が望まれます。

<外部リンク>
九州電力株式会社 プレスリリース