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関電、東ガスとの提携強化 電力自由化に攻勢

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2016.05.13

LNG調達、火力発電所運営で連携

関西電力は東京ガスとの提携を強化し、液化天然ガス(LNG)の調達や、火力発電所の運営について連携を進めていくことを発表しました。

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電力需要の高まる夏には東ガスから関電へ、ガス需要の高まる冬には関電から東ガスへと相互にLNGを融通したり、火力発電所の保守運営に関するノウハウを共有したりすることが視野に入れられています。

戦略的提携の背景

高浜原発の稼働停止以来、コスト高に苦しむ関西電力は、電力自由化に当たって首都圏を攻略する考えです。

そのためには、できるだけ安価な電源を安定的に確保することが急務となっていました。原発再稼働の見通しが立たない今、収益構造を全面的に転換する必要に迫られ、今回の決断に踏み切った模様です。

自由化で業界再編か?

さらに、電力自由化に続いて、2017年にはガス小売りも自由化が予定されています。今回の関電と東ガスの提携は、エネルギー市場の大きなシフトを見据えての長期的な策であることがうかがえます。

エネルギー業界では、電力自由化前にいち早く東電と中部電が連携し、燃料調達の新会社を2015年4月に共同出資で設立しています。大手各社間の戦略的な連携は、今後業界全体に波及していくことになるかもしれません。

<外部リンク>
関西電力プレスリリース