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建築士が教える木造住宅のメリット・デメリット 地震や火事に不安はない?

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2016.04.15

住宅選びを始めると、家の構造(工法)について考えることになります。やはりそこで気になるのは、日本の住宅の半分以上を占める木造住宅についてですよね。

ほかの構造を検討するにしても、木造住宅のメリットやデメリットを知っておくことは、住宅選びには欠かせない知識といえます。

そこでこの記事では、各構造の特徴を踏まえつつ、木造住宅のメリットとデメリットについて解説していきます。
まずは自分に合った住宅選びのために、日本の主要な住宅構造である、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造を比較してみましょう。
また、地震や火事に弱いといわれる木造住宅が、なぜ災害大国の日本において選ばれ続けているのか。木造住宅のデメリットとその対策もご紹介します。

選ぶべき住宅の構造は、家にどんなことを望むかによって異なってきます。
この記事でしっかりと知識を身につけ、自分の希望を叶える住宅選びに役立てくださいね。

1.住宅の構造の特徴を比較

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現在、日本の住宅において主に用いられている構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート構造の3つです。

まずは木造住宅のメリットを解説する前に、それぞれの構造の特徴について簡単に確認し、比較してみましょう。
構造ごとの特徴を知ることは、ご自身に合った住宅探しの手がかりになりますよ。

1-1.木造住宅の特徴

木造住宅は日本の住宅の半分以上を占める構造で、木材を構造体に用います。
木造住宅の特徴については、2章以降で詳しく解説していきます。
※構造体:土台、壁、柱といった、建築物の自重や積載荷重、風圧、水圧などの衝撃を支えるもの。

坪単価:40~70万円程度
建築期間(35坪程度):3ヶ月~5ヶ月
法定耐用年数:22年 ※参考:「減価償却資産の耐用年数等に関する省令昭和40年3月31日大蔵省令第15号」

1-1-1.メリット

・建築費用が安い
・新築、リフォーム時に自由度が高い
・ホッとするなどの精神的なメリットがある

1-1-2.デメリット

・耐久性の低さ
・鉄筋コンクリート構造に比べて火災に弱い
・職人の腕によって品質にばらつきが生じやすい
・害虫や気象災害による劣化

1-1-3.木造住宅を検討すべき人

自由度の高さから、家族の希望を取り入れて、自由な家づくりを楽しみたいという方におすすめです。
また、化学物質に敏感な家族や体が少し弱い家族がいるといった場合もおすすめします。

単純に予算をなるべく抑えたいという要望がある方も、木造住宅を検討すると良いでしょう。

1-2.鉄骨造住宅の特徴

鉄骨造住宅は2つの構造に分けられます。厚さ6mm未満の鋼材を構造体に用いる軽量鉄骨構造と、厚さ6mmを超える鋼材を用いる重量鉄骨造です。
この記事では、両方の構造に共通する特徴をご紹介します。

鉄骨造住宅は、鉄の靭性(材質の粘り強さ)によって強度を持たせる構造なので、耐震性に優れています。
価格の面では、木造住宅よりは高く、鉄筋コンクリートよりは安価です。
工期は木造住宅と同程度ですが、工場での準備期間が必要になります。これは住宅の材料となる鉄骨を作成するためです。

坪単価:50~80万円程度
建築期間(35坪程度):3ヶ月~5ヶ月(工場での準備期間あり)
法定耐用年数:軽量鉄骨構造19年 重量鉄骨構造 34年 ※参考:減価償却資産の耐用年数等に関する省令昭和40年3月31日大蔵省令第15号

1-2-1.メリット

・構造体の品質が均一で安定している
・耐震性に優れる
・大空間が作れる
・火災保険が安い

1-2-2.デメリット

・結露やカビが生じやすい
・規格化された材料を使うため、リフォーム時の設計の自由度は低め
・工期は短いが、工場での準備期間が必要になる
・長時間の火災に弱い

1-2-3.鉄骨造住宅を検討すべき人

耐震性と火災へのある程度の耐性などから、家には丈夫さを求めるという方におすすめです。

また、家の一部を事務所や店舗にするといった具合に、階数や部屋によって用途を分けたいという方は鉄骨造住宅を選ぶとよいでしょう。
鉄筋コンクリート構造を建てるほど予算がなくても、家のなかに大きな空間をつくることもできます。
二世帯住宅で利用される場合、他世帯との防音に優れますので、プライベートを分けたいという要望を叶えます。

ただし、建物の重量が重たくなりますので、建築を計画している地盤が強固である必要があります。
地盤に不安がある場合は、あらかじめ補強をして強固にしておかなければいけません。

1-3.鉄筋コンクリート構造の特徴

鉄筋をコンクリートで覆い、構造体を作ります。張力(引っ張る力)に強い鉄筋と圧縮力に強いコンクリートを組み合わせた工法で、高い耐久性と気密性を誇ります。
また、デザインが自由自在で、曲線や屋上庭園を作ることもできます。
価格の面では、3つの構造のなかで最も費用がかかります。また、工期もかかります。

坪単価:60~100万円程度
建築期間(35坪程度):6ヶ月~8ヶ月
法定耐用年数:47年 ※参考:減価償却資産の耐用年数等に関する省令昭和40年3月31日大蔵省令第15号

1-3-1.メリット

・大空間をつくれる
・大きな窓を設置できる
・デザインが自由自在
・気密性・防音性・耐火性・耐震性に特に優れる
・火災保険が安い

1-3-2.デメリット

・結露が生じやすく、カビも発生しやすい
・建物の重量が重い(土地を選ぶ)
・解体費が高価
・リフォーム時の設計の自由度は低い
・コストがかかる

1-3-3.鉄筋コンクリート住宅を検討すべき人

大空間がある、大きい家がほしいという方におすすめです。
デザイン面でも、ほかの構造ではできないことができるのは特筆すべき点ですね。ただし、リフォーム時の融通がききにくいことは注意しましょう。
また、鉄骨造住宅と同様、家の一部を事務所や店舗にするといったことも可能です。

災害が心配な土地で住まうという方にも、高い耐久性を誇る鉄筋コンクリート住宅をおすすめします。

ただ、条件として、住宅の購入に費用がかかります。また、建物の重量が重いため、地盤が強固である必要があります。

2.木造住宅のメリット

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1章を通して確認すると、鉄骨造住宅と鉄筋コンクリート造住宅の特徴は似通った部分が多いと気付くかと思います。

逆に言えば、木造住宅のメリットやデメリットはそれだけ特徴的なのです。
2章では木造住宅のメリットを掘り下げて確認してみましょう。

2-1.建築費用が安い

まず、木造住宅の魅力は建築費用が安いことでしょう。

使用する木材によって差は出てきますが、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造に比べて木造住宅の材料費は安価で済みます。

また、構造体が軽いため、基礎工事にも手間があまりかかりません。その分、費用も抑えられます。
あらかじめ柱に耐火処理や防錆処理を必要とする鉄骨構造に比べ、木造住宅では内装の下地材や木材自体の厚みで耐火効果を持たせるため、処理の必要がないのです。
そして木材自体の熱伝導率が低いことから、断熱性を高めるための工事も比較的簡単に済みます。

これらのことから、費用は安く済むのです。

2-2.間取りやデザインの自由度が高い

木造住宅は基礎と土台、柱と梁で強度を保ち屋根を支える構造です。
これら構造体さえしっかりしていれば、そのほかの部分は融通がききます。つまり、間取りやデザインの設計に制約が少なく、自由度が高いのです。
これはリフォームや増築時でも同様です。

リフォームや増築への適応能力が高いということは、家族の形態の変化にも柔軟に対応ができるということです。
長年暮らす住宅においては、大切な要素ですよね。

また、木造住宅を取り扱っている工務店や建築会社、ハウスメーカーが多く存在するため、選択肢が豊富です。

例えば、自然素材を使った住宅を得意とするメーカーや光熱費ゼロ住宅を得意とするメーカー、驚くほどのローコスト住宅を手がけるメーカーなど、各々の会社に特徴があります。

このことは納得のいく価格帯を選ぶだけでなく、自分に合った理想の家作りをするうえでもメリットとなります。

2-3.木材による精神的なメリット

木材に囲まれた暮らしは、人間や生物の精神を落ち着かせる効果があることが科学的に証明されています。
実際に、木に触れてホッとした経験がある方も多いのではないでしょうか。

木材は自然物ですから、木目は視覚から癒しを与え、木の匂いは疲労回復に効果があり、木に触れることで人間の脳派は安定させるといわれています。

長い時間を過ごす住宅で、リラックスができるというのは大切なことですね。

2-4.木材の持つ調湿効果

木材の持つ力のひとつに、調湿効果があります。
冬などで室内の空気が乾燥すると、木材は蓄えていた水分を空気中に放出します。
逆に湿気の多い時期では、空気中の水分を吸い込んでくれる働きがあるため、結露やカビの発生も比較的抑えられます。

木材の特性を活かせる計画にすることで、より快適な住まいを実現できるのも木造住宅のメリットといえますね。

3.木造住宅のデメリットとその対策

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当然ながら、木造住宅にはデメリットもあります。
しかし、木造住宅のデメリットに共通していえることは、正しい対策をすることで問題点は解消できるということです。

デメリットとその対策・方法について確認し、木造住宅についての理解を深めましょう。

3-1.耐久性の低さ

木造住宅の耐久性は、鉄筋コンクリートや鉄骨構造と比べると劣ります。
しかし、定期的なメンテナンスと住み方によっては、長く住み続けることができるのです。

特にポイントとなるのが、防蟻点検、配管関係、外装のメンテナンスです。
また、どこか不具合が出た場合は、構造体への影響が出る前に発見し、修繕をする必要があります。

耐久性を長期間に渡り充分に保つためには、新築時の配慮も欠かせません。
注文住宅などの間取りから計画に携われる場合は、長年に渡り住みやすく、メンテナンスのしやすい計画にすることが大切です。
詳しくは、『建築士が教える住宅間取りの基本(5つの間取り図付き!)』でも解説していますので、参考にしてみてくださいね。

ほかにも、設計者への構造計算の確認や地盤の調査は必ず行いましょう。
担当の設計者には「この住宅は構造計算をされていますか?」と聞くか、「構造計算の根拠を見せてください」と聞けば、何かしらの根拠を提出してくれるはずです。

また、地盤調査については、調査後は必ず報告書と地盤データが出てきます。
「地盤調査は行われましたか?」と確認し、データの解説もしてもらいましょう。

隣地が強固な地盤であっても、必ず地盤調査はするべきです。そして、必要に応じて地盤補強工事を行いましょう。

3-2.ほかの構造に比べて火災に弱い

木造住宅は、鉄筋コンクリート構造の住宅に比べれば、火災に弱いといえます。
また、木=燃えるものというイメージから、木造住宅の火災に対しての弱さは心配されがちですね。
これは、火災保険の金額からもうかがい知れます。
木造住宅の年間の保険料は、鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造の住宅に比べて約2倍ほどかかります。

ただ、木造住宅は火災に弱いといっても、火事が起きてしまえばその構造に問わず、大規模なリフォームまたは建て直しが必要となります。
木造住宅は火災が怖いからと避ける方がいらっしゃいますが、火災に対しての大きな違いは、延焼を防ぐ能力の差です。
鉄筋コンクリート構造なら、火事でも燃えないというわけではありません。

また、木材は芯まで燃え尽きるまでに意外と時間が掛かります。
外装に防火サイディング(外壁の仕上げ材)や軒天材、防火戸を用いることで、延焼を防ぐ役割を果たしてくれます。
万が一の場合は、避難するまでに充分な時間を稼ぐことができる構造なのです。

3-3.品質のばらつき

木造住宅は、職人の腕や施工会社の品質管理体制によって、品質にばらつきのでやすい工法といえます。

なぜなら、木造住宅は材木を現場で組み上げて建築するからです。
木材は工場で加工しきれない材料になので、コンピューター制御にプレカット工場で加工されることがほとんどです。
しかし、細部などは現場で職人が加工することも多いのです。

構造体だけではなく、外装や内装工事においてもある程度の規格寸法はあるものの、現場加工・現場施工が基本となります。

対策として、施工する建築会社は慎重に信頼できるところを探しましょう。
建築会社とは、竣工後のメンテナンスも含め、長い付き合いになるものです。
工事期間から出来る限り現場に足を運び、施主として気になったことは遠慮なく伝えることも、住まいの品質管理や信頼関係の構築に役立ちます。

また、必要に応じて第三者機関のチェックを入れましょう。

3-4.シロアリを代表とする害虫被害

木造住宅が影響を受ける害虫被害として、代表的なのがシロアリの構造材への侵食です。

これは木材を構造材に用いる木造住宅ならではの被害であり、鉄骨造や鉄筋コンクリート構造ではまず起こり得ないことです。

対策としては、5年ごとの防蟻点検と薬剤散布を必ず実施し、構造体への侵食を起こさないようにしましょう。

3-5.気象災害による劣化

気象災害による劣化も、ほかの構造に比べると受けやすい構造といえます。

台風等で被害を受けることはありますが、逆に木造住宅は部分的な修繕がしやすいという特徴があります。

ただし、浸水の被害が心配な土地の場合は、新築時に基礎を高く計画しておくことなど、事前の計画をしっかり立てることが大切です。

3-6.地震(耐震性)の心配

木造住宅のデメリットとして、とくに耐震性を心配される方は多いでしょう。
しかし、木造は地震の多い日本で昔から伝わる工法です。地震へのノウハウは長いあいだ蓄積されており、耐震性は充分に備わっています。

日本における明確な耐震基準は、大正13年に行われた市街地建築物法の改定で、初めて登場します。ちなみに市街地建築物法は、建築基準法の原型となった法律といわれています。
その後、地震災害の反省などを練りこんだうえで7回の改定を経て、現在の建築基準法となりました。

住宅の耐震性の境目としては、昭和56年に行われた建築基準法の改定が挙げられます。
この改定では、昭和53年に発生した宮城県沖地震の教訓を活かして耐震設計の基準が大幅に見直され、「新耐震基準」が設けられました。
床面積による必要な耐震壁の量が明確になることで住宅の強度が増し、この基準に準拠して建てられた住宅は、阪神淡路大震災でも倒壊などの被害を受けませんでした。

このように、現在の建築基準法の耐震基準では、最低基準に合わせて設計された住宅であっても、震度7程度の地震で倒壊することはないと想定されていました。
中古住宅などを選ぶ際は、この建築基準法に準拠しているかを確認してみてください。

しかし、2016年4月に発生した熊本地震では、この耐震基準を満たした建物も倒壊しました。

日本建築学会九州支部がの調査によれば、震度7の揺れに2度見舞われた熊本県益城町では、耐震基準を満たしていたとみられる木造住宅51棟が全壊していたことが判明しています。

立て続けに発生する大地震に対して、耐震性をどうやって確保するか。今回の熊本地震により、新たな課題が生まれたといえるでしょう。

では、現在の住宅で倒壊などの被害を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
まず、新築時の地盤調査と必要な地盤補強が行われているかが重要になります。
また、建築後も耐震診断を受けたうえで適切な耐震改修工事を行ったか、強度を健全に保つためのメンテナンスを行っているかも住宅の耐震性を分ける要素といえるでしょう。

なお、木造住宅の耐震性については、「【建築士が教える】木造住宅の耐震性の基本 熊本地震での倒壊の明暗はどこに」にて詳しくまとめております。

耐震性の基本から解説し、熊本地震での倒壊被害の原因はどこにあったのかを確認しておりますので、耐震性をより理解したいという方はぜひ参考にしてみてください。

3-7.住宅としての寿命が短い?

木造住宅の寿命は約30年といわれることがあります。
しかし、この30年という数字は、寿命以外の理由で取り壊された住宅の築年数から算出されています。
30年で寿命を迎えて、住めなくなってしまうといった意味ではありません。

各構造の平均寿命は、以下の通りになっています。

40~90年以上 鉄筋コンクリート構造(マンション含む)
30~80年程度 木造住宅
30~60年程度 鉄骨構造

参考:「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について(国土交通省)

こうして寿命を確認してみると、木造住宅では30~80年とかなりの差があることがわかります。
また、どの構造においても、設計段階の配慮や生活の仕方によって、建物の寿命は大きく変動してしまいます。

最短の寿命で取り壊しされてしまう原因としては、リフォームよりも建替えが選ばれてしまうことが挙げられます。
これは、どの構造にも共通していえます。

最長の寿命まで持たせるためには、築年数を重ねても「取り壊す理由」のない住宅にする必要があるのです。
詳しくは「木造住宅の寿命は30年?! 数千万円の建て替え費用の回避術を建築士が伝授」で解説していますので、参考にしてみてください。

4.木材の特徴

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木造住宅を選択される場合に、構造体に使われる木材の特徴について理解を深めておきたい方も多いのではないでしょうか。
この章では、現在の住宅で構造材や内装材として選択されることの多い、杉と檜の特徴をご紹介します。

4-1.杉

戦後の国内政策で大量に植樹され、早く真っ直ぐ成長することや加工がしやすいことから、住宅の材料として重宝されてきました。

心材(樹木の中心に近い部分)は水分に強いですが、その周りの辺材は水分に弱いため、土台や大引きなどの床下の構造材や水廻りでの使用には注意が必要です。
住宅では主に、柱、梁、内装のフローリング材、壁材、天井材として用いられます。

そのほかの特徴は以下の通りです。
・比重が軽い
・香りが良い
・水分を多く含むことができるため、調湿効果に優れる
・柔らかい
・無垢の内装材の場合、肌触りや温かみが心地良く、経年変化で飴色になることが楽しめるが、傷がつきやすい
※無垢材:丸太から、使用する形状で切り出した木材のこと。木の本来の風合いを保ち、室内の湿度を調整する働きがある。ただし、ねじれやそり、割れ、ひびなどが入りやすい。

4-2.檜

白く、美しい木肌や光沢を持ち、耐久性も強いことから、神社仏閣の建築などにも用いられてきました。
高級品として、昔から愛されてきた木材です。

住宅では柱、土台、大引き、根太、化粧梁、内装のフローリング材、壁材、天井材、建具、浴室の内装材として用いられます。
かなり高価ではありますが、総檜住宅も人気を集めていますね。

高級品のイメージが強い檜ですが、端材を利用した集成材の開発も進んでいることで、リーズナブルに使うことができるようになってきました。

そのほかの特徴は以下の通りです。
・香りが良く、リラックス効果や虫除け効果がある
・シロアリや腐朽菌からの害に強い
・耐久性が高い
・水や湿度に強い
・硬い
・無垢の内装材の場合、傷がつきにくく、美しく、香りも良い。硬いために衝撃を吸収しにくく、冷たく感じやすい。

5.まとめ

住宅の構造の選択は、文中でもお伝えしたように、予算や土地の状況などによっても変わってきます。
しかし、やはり重要なのは、こんな家にしたいという、住宅に対する思いなのではないでしょうか。

多くの方にとって、一生に一度の大きな買い物になるのが住宅です。そして、一生のうちの多くの時間を過ごすのも住宅です。
充分に検討をした上で、後悔のない選択ができると良いですね。